① 現在の明治用水は総延長1,430km(安城から長春までの距離)という大水路網によって碧海台地の隅々まで潤しています。 ② 幹線・支線水路のほとんどはパイプライン化され、その上部はサイクリングロードや公園となっています。 ③ この大水路網を管理しているのが水土里ネット明治用水。水土里ネットでは水源林の育成や環境教育など「碧海台地のバイオスフィア」を守る活動を行なっています。 ④ 明治用水は碧海台地の農業や工業の発展を支えてきましたが、農業は、高齢化、米価の低迷、国際化(輸入・自給率低下)などによって崩壊しかけています。 ⑤ 水路の管理費やバイオスフィアを守る活動費は、農家からのお金や行政からの補助金でまかなっているので、これ以上農業の衰退が進めばバイオスフィアも危うくなります。