資料：農林水産省「農林業センサス」
注：耕作放棄地（こうさくほうきち）面積率は、耕作放棄地面積÷（経営耕地面積＋耕作放棄地面積）×100

安城市をはじめ碧海（へきかい）大地の農業は、明治用水によって大きな発展をとげたにもかかわらず、農家は高齢化（こうれいか）、お米の消費量の減少や価格の低下などによってたいへんな苦境に立たされており、田んぼをやめる人も増えています。
この先、TPPへの参加などにより外国から安いお米が輸入されると、水田農業は崩壊（ほうかい）してしまうとも言われています。
明治用水の管理費の多くは農家の賦課金（ふかきん）で支えられているので、水田を止める農家が増えれば管理も困難になってきます。碧海（へきかい）大地のバイオスフィアを支えてきた1,430ｋｍに及（およ）ぶ水路網（もう）は大きな危機を迎（むか）えています。
どうすればいいのでしょうか？