Lesson3 3時限目 碧海大地のバイオスフィアを造った明治用水

はねつるべで井戸いどから水をみ上げている様子

正解 B 矢作やはぎ川の標高の高い場所から長い水路を引いてくる
ここは台地の上なので巨大きょだいなため池を造るのは地形的に無理です。したがって、江戸えど時代の農民は小さな川の水を引いたり、井戸いどって「はねつるべ」で水をみ上げたり、小さなため池から水を引いて細々と農業を営んでいました。
安城村(安城が原)には約3,700の井戸いどがあったそうです。また、この碧海へきかい台地には無数のため池があり、その面積を合計すると488ha。少ない水をめぐって農民同士の水争いは絶えませんでした。
安城が原(安城市の中心部)の標高は20~22m。この場所へ矢作やはぎ川から水路を引くためには、右図のように、それよりもはるかに標高の高い(40m)地点に取水口を設けて長い水路を造るしか方法はないのです。
水路を造るということは、人間の手によって「新しい川」を造るのと同じことですね。

水路とは「新しい川」を造ること!

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