事業・活動紹介

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暮らしに欠かせない水を届ける用水を守っています

地域の暮らしを支える「命の水」明治用水と、農地の生産性を高める水利施設などの維持管理を行っています。矢作ダムの完成以降、明治用水は工業用水としての役割も担い、全国有数である地域の製造業の発展を支えてきました。
明治用水は、総延長約1,430kmにおよぶ大水路網。安城、豊田、知立、刈谷、高浜、碧南、西尾、岡崎の8市に及ぶ広大な農村、都市を支える「命の水」を守り、先人たちが築き上げてきたこの地域資産を次世代に伝えるため、様々な事業や活動を行っています。

水を生み出す水源地の森を守っています

水土里ネット明治用水の初代理事長の理念である、「水を使う者は自ら水をつくれ」を合言葉に、1世紀にわたって矢作川上流の水源林を守る活動に取り組んできました。
森林は水を貯め、洪水を緩和し、日照りの続く時にも安定して水を供給するなど、私たちの生活を守ってくれています。
明治41年、豊田市羽布町の水源地への植林に始まり、小渡町・有間町、長野県下伊那郡根羽村・平谷村の524.68ha(ナゴヤドーム約120個分の面積)におよぶ水源林の保有・管理をしています。

農や自然の大切さを子どもたちに伝えてゆきます

「水の駅21枚田(児童のための実習田)」での田植えや収穫体験、田んぼの生きもの調査や、近隣小学校への「水のかんきょう楽校(出張授業など)」の実施、水源かん養林での森林保全活動実習、「水のかんきょう学習館(環境学習施設)」の設置など、様々なイベントや企画を通して、地域の子どもたちに、米を作ることの苦労や喜び、農地の多面的機能、自然の大切さを伝える活動を行っています。

食料を生み出し、心豊かに暮らせる農村環境を守っています

近年増加している都市型洪水。水田はひとつひとつが小さなダムとして洪水を防ぐ機能を持っています。また、多様な生き物が暮らす湿地帯として、生態系にも重要な役割を果たしています。この水田を守るための地域活動を支援し、生態系への影響が心配される外来生物の調査なども行っています。また、矢作川の水質汚染に苦慮し組織された矢作川沿岸水質保全対策協議会へ参画し、土地改良区としては全国で初めて水質試験室を設けてデータの集積・監視に努めています。
その他、管水路の上部を市民のためのサイクリングロードや遊歩道、せせらぎ水路などの親水エリアとして整備しています。

国営土地改良事業 矢作川総合第二期地区について

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