水土里ネット明治用水(明治用水土地改良区)は、地域の暮らしを支える「命の水」明治用水と食料を生み出す農地、さらに農地の生産性を高める水利施設など、かけがえのない地域資産を守り、育んでいくために農家の組合員で構成された団体です。
農村の都市化が進むにつれ、農地とその用水網は、食料生産の機能だけでなく、水資源のかん養、洪水の防止、生態系の保全、大気の浄化機能、ヒートアイランドの防止、自然景観の保全、文化の伝承など、かけがえのない地域の資源としてその重要性はさらに増しています。水土里ネット明治用水は、安城、豊田、知立、刈谷、高浜、碧南、西尾、岡崎の8市に及ぶ広大な農村、都市を支える「命の水」を守るため、先人たちが築き上げてきた地域資源を次世代に伝えていきたいと考えています。